
LOVE&LIFEの大切なことを7つ紹介します。性について、こまったこと、不安なこと、わからないことがあったら、ここから読んでみてください。
外だしや安全日は避妊にはならない
外出し(膣外射精)は避妊法として確実なものではないため、安全日や危険日といった概念は適用できません。妊娠する可能性があるため、コンドームや低用量ピルなどの避妊法を併用しましょう。
射精前も精液が漏れ出すことがあるからです。
女性の排卵日はズレやすいうえ、精子の寿命も3~5日ほどあるため、安全日=妊娠可能性がない日を断定することは難しいのです。
[もし妊娠したかも?と思ったら]
薬局などで売っている妊娠検査薬で、次の月経(生理)予定日の1日目から1週間後、性行為があってから3週間後以降に検査ができます。婦人科・産婦人科などでも検査可能です。
性病かな?おかしいと思ったときはすぐ病院へ行こう。
性器がかゆい、痛い、いつもと違う感じがする…。
そんな時は、性行為でうつる病気・性感染症の可能性があります。気になることがあれば病院へ行きましょう!症状がなくても気づかない内に相手にうつしたり、感染が進行することも。将来妊娠しづらくなったり、赤ちゃんへ感染することがあります。早めの検査・治療と日頃の予防が大切です。
[どこの病院に行けばいい?]
女の子:婦人科、産婦人科、レディースクリニック、泌尿器科、皮膚科など
男の子:泌尿器科、皮膚科など
HIV、性感染症の検査や相談は、保健所で無料・匿名(名前を知られない)で可能です。
>>HIV検査・相談マップ
避妊に最強コンビと言えば・・・『ピルちゃんとコンドームくん!』
より効果的な避妊には低用量ピルとコンドームを一緒に使いましょう!
コンドームで性感染症を防ぎ、低用量ピルでコンドームの避妊の失敗率をカバーします。
今の2人にとって性行為をするのか、するならどんな避妊がベストな選択なのかも、パートナーと一緒に考えてみましょう。
低容量ピルはメリットたくさん
低用量ピルは、正しい服用すれば、高い避妊効果に加えて「生理や生理痛が軽くなった」「生理日をコントロールできる」といった生理の悩みの解消にもつながります。
生理や避妊で悩んだら婦人科・産婦人科等に相談してみましょう。ただし、ピルには性感染症予防の効果はないため、コンドームなどで予防できます。
やばいっ!って時は最終手段・・・緊急避妊薬
避妊せず性行為した、コンドームがやぶれた、レイプされたなどの緊急時に妊娠を可能性を下げる方法として、緊急避妊薬があります。
性行為から72時間以内にこの薬を飲むと高い確率で妊娠を防げます。薬をもらえる病院は厚生労働省や家族計画協会HPでチェック。
中絶は・・・22週以降はできないから(>_<)
経済的や身体的な事情で妊娠を続けることが難しい時。人工的に妊娠を中断する「中絶」という選択があります。手術は妊娠12週未満で10万円ほど、以降22週未満では30万円ほどかかり、妊娠22週以降は認められません。女性のからだや心へ影響があること。そして、早い時期の方がよりからだへの負担は少なく済みます。
メディアの性情報を鵜呑みにしないで!
アダルトビデオやHな雑誌の情報を信じていませんか?
メディアは「売れる」ために過激な表現や誤った情報を盛り込んでいます。「こうすれば相手は喜ぶ」「感じないのはおかしい」と決めつけず、どんな性行為やふれあいがしたいのか自分と向き合い、相手とも話し合ってみよう。
最後に・・・
みなさま、自分の身体を大切にしてくださいね。日本では性についてそれほど学校でも親御さんからはそれほど教えてくれません。どうか、婦人科、産婦人科、レディースクリニック、泌尿器科、皮膚科など頼れるところをたよってくださいね★




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